皆さんこんにちは!
エフェクター担当の日高です!
~隔週更新!日高のエフェクターコラム!!とは~
エフェクター担当の日高がエフェクターの使い方・特徴・うんちくなど
自身が気になった事やお客さまからの疑問などを、
新聞のコラムのように簡単かつ詳しく・楽しく皆様に発信していこう!
というものです!!
さてさて、ふと気になったことがあったので記事にしていきたいと思います!
皆さんはMad Professor( マッドプロフェッサー)というエフェクターメーカーはご存じでしょうか?
有名なものですとSweet Honey Overdriveなどがありますね!
で、この商品の中で頭にNEWと書いているモデルがあるのはご存知でしょうか?
例えば
New Sweet Honey Overdrive や
New fire red fuzz など・・・
「一体なにが違うの?」と疑問に思われた方もいるでしょう!
この疑問を解く為にMad Professor( マッドプロフェッサー)というメーカーの歴史を見ていきましょう!
MAD PROFESSORとは
MAD PROFESSORはフィンランドで生産されているハンドメイドのエフェクター、アンプブランド。
Bjorn Juhl(ビヨン・ユール、以降BJ)というエフェクター・ビルダーによって設計されています。リペア技術を披露していた2000年のギタートレード・ショウで、BJはCustom Sound社のHarri Koskiという人物と出会い、アンプの設計を依頼されます。
BJFEの生産で手一杯だったBJは一度は断りますが、設計だけをBJが担当し、生産は新たに会社を興して行うという新たなスタイルを確立。
その新たな会社が「MAD PROFESSOR」なのです。※BJFEペダルは現在は生産されておりません。
このMAD PROFESSORの歴史の中でBJFEペダルと呼ばれる初期に発売されていたモデルがあるのですが、更にBjorn Juhl(ビヨン・ユール)が改良したものをHand Wired(ハンドワイヤード)・Hand Wiredモデルをよりコストを落として入手しやすくなったものをNEWとして販売している、というわけなのです。
BJFE期
ハンドワイヤード期
New期
同じように見えますが、比較してみると・・・
見た目だけですとBJFE期の物にはMAD PROFESSORのロゴの下に「BJFE DESIGN」、ハンドワイヤード期には「Hand Wired」、New期の物には何もない、という仕様になっています。
BJFE期からハンドワイヤード期の変更点は基本的には
・配線類のクオリティアップ
等が挙げられ、大きな変更点はありませんでした。
ハンドワイヤード期からNew期に移行する際はコストダウンするという事でおおきな変更点がいくつか挙げられています。
・筐体が亜鉛ダイキャスト製からアルミ・ダイキャスト製に
・パーツ類の変更
・内部基盤がプリント基板に変更
まとめると・・・
①MAD PROFESSORにはBJFE期・ハンドワイヤード期・New期と3種類の仕様変更があった
②ハンドワイヤード期の物はBJFE期の上位変更機種
③New期はハンドワイヤード期のニュアンスはそのままにコストダウンさせた機種
などMAD PROFESSORがいかにしてプレイヤーたちと歩んできたかが分かるようなヒストリーがあるんですね~( ˘ω˘ )
このような記事を書いていると職人・メーカーさんの気概、熱意などを感じます!
仕様によってどれが自分に合っているのかの基準にしていただけると幸いです!
と簡単にではありますが今回はこの辺で終わらせていただきます!
この記事を読んでエフェクターに少しでも興味を持っていただければ幸いです!
店頭にはエフェクター・エフェクター関連の商品を数多く販売していますので
ぜひ店頭に遊びに来て下さい!
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